耕種

ヤマギシのおこめ

 私たちは毎日の食事にお米を食べています。日本の気風風土に合った、しかも肥料効率の良い、また貯蔵の面からも素晴らしい作物だと思います。私たちはこの主食であるお米をより美味しく安定して届けることができればと思っています。

近年化学肥料での栽培が主流ですが、私たちは秋稲刈りが終わると同時に鶏糞を撒き耕して、春までじっくりと土と肥料をなじませて土に地力をたくわえ、稲が必要な時に肥料を吸える方法をとっています。すなわち稲に生長稔実計画を立てさせる栽培方法です。また鶏糞には窒素・リン酸・カリの三要素の他計り知れない微量要素・酸素などが含まれており、初期の生育は多少遅いものの、じっくりと生長し、最終的には安定した美味しいお米が収穫でき、多少技術がなくても化学肥料では現せない美味しいお米作りができると思っています。



日本の米作りのモデル農村として誕生した大潟村は水利・気候・土地など素晴らしい環境の中にあり、その中で私たちもやらせてもらっています。
 米作りに欠かせない水は、八郎潟の残存湖から安定した水温の水がいつでも入れられ、栽培期間を通してそよそよ吹く風は病害虫の発生を抑制し、長い年月をかけて堆積した豊かな広大な土壌はまさに適地といえるでしょう。この広大な大区画圃場で大型機械を駆使しながら、日本を代表する銘柄「あきたこまち」を栽培しています。


毎年春の田植えと秋の稲刈りには全国から大勢の若者が集まってきます。ヤマギシズム学園で育った仲間が大勢集い、互いに育ち合う場になればと願っています。

コメ余りの時代に入って久しくなりますが、近年食糧自給率向上が叫ばれ、主食用米以外の水田利用が見直されています。私たちは生産調整面積を利用して加工米の作付をしています。自分たちの持っている技術・機械・設備を活かして、もっともっと広めていけたらと思います。