蔬菜部

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人間は植物のように、自らの体で生命を維持する栄養を、自然エネルギーからつくり出す事ができない生物です。 その分、その活動エネルギーを植物や植物を 食した動物から獲ています。 その、人を動かすエネルギーを司っている食べ物を、野菜の生産という形で、社会に供給するのが、私たち蔬菜部の仕事だと考えています。

そんな自然の関係の中、どういう立ちどころで、どんな技術を用いて生産活動をして、食べものを供給していくのかというのが大きな鍵を握っているように思います。 そこで、「自然と人為の調和」という大きなテーマが、私たち農に携わる者にはあるように思います。 何がその技術なのか、まだまだ研鑽段階ですが、「自然と人為の調和」という立ちどころで、日々考え、実験していきたいと思っています。

「循環農法」

牛や、豚、鶏の堆肥を畑に撒き、籾殻や牡蠣殻等、この社会に処理済みとして出てくるものを産業廃棄物としてでなく、宝物として有効利用していきます。 そうすることで、マルチや化成肥料、農薬等の化学物質の畑への投入を最小限にすることができます。地球環境的にも必然的によく働きます。 また、有機肥料を使うことで、化成肥料では施肥しきれない微量要素やミネラルも畑に投入する事ができるので、地力もついてきます。 そんな生きた土をつくっていくことで、より作物の免疫力等の力を引き出し、美味しく、たくましい野菜が育ちます。

「自然技術の導入」

天敵防除(害虫の天敵をその畑に投入します)、マルハナバチでの交配、太陽熱による土壌の消毒(殺菌、殺虫、殺種)、混作による相乗効果等を導入することで、自然界にある物の力を活かしていこうというので取り組んでいます。

自然との共生という観点からも、もっと自然エネルギーを活用しながら、安易に薬などの化学物質に頼らないで、できるところから自然に近く、また効率的にやり方を体系立てていく、ということが重要ではないかと考えています。